
<作り手ご紹介> (株)向山窯 | ジェレミー・エンプソン
●ジェレミー・エンプソン陶歴
1975年 オーストラリアに生まれる。
2003年 笠間焼窯元 向山窯入社
専門学校と大学で陶芸を学ぶうち、日本の陶器に惹かれるようになり来日。
向山窯では様々な器の制作を手掛ける。
釉薬に造詣が深く、板皿制作に定評がある。
日本の伝統紋様を用いる等、制作の幅も広い。

●笠間焼窯元 (株)向山窯について
向山窯では、常に10名以上の陶芸家たちが、社内の工房においてそれぞれの個性を発揮して作陶をしております。若手の精鋭陶芸家たちが向山窯で活躍しており、国が認定する笠間焼伝統工芸士が向山窯には4名おります。そのうちの1名は、当時30歳で全国最年少の伝統工芸士に認定されました。弊社におきましては、造り手それぞれの個性が損なわれることがないように、一人ひとりが独立した仕組みを作っております。これにより個々の陶芸家においては、よりフレキシブルな活動が可能となり、自由な作陶の環境下で造形技術・知識・体験等、造るために必要なノウハウが他より特化していると自負しております。
また社内に陶芸家が多数在籍し、焼成する窯も大中小と6基を有し、作成の内容に応じて使用しておりますので、お客様から大量のご注文があった場合でも、組織力として対応できるため、迅速で高品質なサービスをご提供することが可能であります。このように個と組織の二面性を兼ね備えた窯元であるということが、向山窯の最大の特徴であります。
